まるでいつもの夜みたいに[DVD]

MX-635S

5,280円(税480円)

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2005年3月27日。高田渡、東京ラストライブ。
フォークシンガー 高田渡の“人生の柄”を抱きしめる音楽ドキュメンタリー

●タイトル
まるでいつもの夜みたいに

●発売・販売元
マクザム

●発売日
2018年4月16日

●品番・価格
MX-635S ¥4,800+税

●規格
カラー/16:9 LB/片面2層/本編 74分+特典 85分/音声:1.オリジナル日本語〈ドルビー・デジタル・ステレオ〉
封入特典:解説書/映像特典:「高田渡さんを送る会」、「中川五郎からの鎮魂歌」、劇場予告編

●製作年・国
2017年・日本

●ジャンル
ドキュメンタリー

●権利元
© sukoburukobo

●キャスト・スタッフ
出演:高田渡、中川イサト、中川五郎
監督・撮影・編集:代島治彦『三里塚のイカロス』『三里塚に生きる』/語り:田川律/題字・絵:南椌椌
ピアニカ演奏:ロケット・マツ/整音:田辺信道『台湾人生』(録音)、滝澤修『恋の門』(録音)

●解説
歌と酒と旅に人生を捧げた伝説のフォークシンガー 高田渡。2005年に急逝した彼の、東京での最後の弾き語りを記録した、貴重なライブ・ドキュメンタリー!
2005年3月27日、日曜日。高円寺パル商店街の路地裏にある居酒屋「タイフーン」。店内を片付けて作った即席の“ステージ”で、高田渡は歌い始めた。1曲目は、いつものように『仕事さがし』。最早“名人芸”の域に達した軽妙なトークを交えて、『しらみの旅』『コーヒーブルース』『69』など、ファンにはお馴染みの人気曲から『夕暮れ』まで10数曲を歌い、終電の時間を気にしながら、彼は吉祥寺へと帰っていった。このライブの1週間後に彼は倒れ、12日後の4月16日に帰らぬ人となる。本作は、1960年代末に日本のフォークシーンの中心的人物となり、飄々とした人柄で愛され、独自のスタンスでキャリアを築いてきた高田渡の“東京ラストライブ”の模様を記録したドキュメンタリーである。監督は『三里塚に生きる』『三里塚のイカロス』で知られ、自身も熱烈な高田渡ファンである代島治彦。
特典映像として「中川五郎からの鎮魂歌」と、05年4月28日に小金井市公会堂で催された「高田渡さんを送る会」を収録。「送る会」には、井上陽水、南こうせつ、小室等、遠藤賢司、鈴木慶一、なぎら健壱、加川良、山本コータロー、シバ、中山ラビ、山崎ハコ、シーナ&鮎川誠ほか、豪華な面々が集結。思い出話と歌で、“伝説の酔いどれフォークシンガー”の死を悼んだ。

●収録された『歌』と“おしゃべり”
『仕事さがし』作詞/作曲:高田渡
『失業手当』詩:ラングストン・ヒューズ 訳:木島始 作曲:高田渡
  “ぼくの原点”
『アイスクリーム』詩:衣巻省二 作曲:高田渡
  “犬の散歩”
『69』詩:金子光晴 作曲:高田渡
  “枕元の妻”
『鎮静剤』詩:マリー・ローランサン 訳:堀内大學 作曲:高田渡
  “ぼくが来た道”
『ごあいさつ』詩:谷川俊太郎 作曲:高田渡
『コーヒーブルース』作詞/作曲:高田渡 編曲:早川義夫
『銭がなけりゃ』作詞/作曲:高田渡
  “この国のかたち”
『しらみの旅』詩:添田唖蝉坊 原曲:A.P.カーター
  “空想”
『トンネルの唄』作詞/作曲:朝比奈逸人
  “ボーダーライン”
『ひまわり』詩:バーナード・フォレスト 訳:中島完 作曲:高田渡
  “幽霊”
『ブラザー軒』詩:菅原克己 作曲:高田渡
  “溶鉱炉”
『風』作詞:朝倉勇 原曲:イギリス民謡
  “ラストソング”
『夕暮れ』詩:黒田三郎 作詞/作曲:高田渡

●セールス・ポイント
▶2005年4月に急逝した伝説の“酔いどれフォークシンガー”高田渡。東京でのラストライブとなったステージを記録した音楽ドキュメンタリー!
▶特典映像として「高田渡さんを送る会」を収録! 井上陽水、南こうせつ、小室等、なぎら健壱、杉田二郎、山本コータロー、加川良…70年代フォーク界を代表する豪華ゲストが多数登場!!

●コメント
高田渡にとってライブはそれこそ吉祥寺の立ち飲み屋にいる時と同じく日常であった。その日もいつものように高田渡は歌い、夜の街に消えていった。いまも僕らの知らない土地で歌っているのか、飲んでいるのか。今日もどこかで父は冗談話をしているに違いない。悪戯な笑顔とともに。――高田漣(ミュージシャン)
渡さんだけのあの、ギターのピッキングに酔いながら、『風』で唄われる「本当のことが言えたらな」に目頭を熱くし、「言ってるくせに」と映画の中の渡さんに話しかけていた。――佐野史郎(俳優・映画監督)

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