●タイトル
四季の民話『まんまん昔の花咲いた』
●発売元・販売元
マクザム
●発売日
2006年4月28日
●品番・価格
MX-208S ¥3,800+税
●規格
DVD:カラー/スタンダード/各・片面1層/音声:日本語〈リニアPCM・ステレオ〉/字幕:日本語字幕/秋31分
バリアフリー機能(※DVDメニュー操作方法を音声解説付き)
●製作年・国
2006年・日本
四季の民話『まんまん昔の花咲いた』秋の巻
『船幽霊』(千葉県)
再話:六渡邦昭/語り:たてかべ和也
昔ある年のお盆の夜のこと、一艘の船が漁に出かけて行った。その晩は風も静かで、空にも海にも星が輝き、まるで池みたいな凪だった。沖へ出て、手繰り網を流すといつもよりたくさんの魚がかかってくるのだが―。
『腰折れ雀』(兵庫県)
再話:池田宏/語り:右手和子
昔ある所に心の優しいお婆さんが一人で暮らしていた。隣には欲深い婆さんがやはり一人で住んでいた。あるお天気の日、優しいお婆さんが縁側で豆選りをしていると、庭先で雀がしきりに鳴いていた―。
『粟福米福』(福島県)
再話:中村とも子/語り: 松井菜桜子
昔々、粟福と米福という子供がいた。粟福は先のおっかさんの子供、米福は今のおっかさんの子供。あるとき、おっかさんが二人に「山で栗拾ってこい」と言いつけると、二人は山へ出かけるのだが―。
『猿と蛙の寄りあい田』(群馬県)
再話:福原登美子/語り:右手和子
昔々、猿と蛙が住んでいた。ある日、市がたって二人で市を見物に行った帰り、稲の穂を拾った。蛙が「これを田んぼにまこう」と言うと、猿は「米ができたら餅をついて食べよう」と言った。二人は喜んで帰ると―。