日本人の忘れもの フィリピンと中国の残留邦人[DVD]

MX-677S

4,180円(税380円)

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劇場公開作品

生き別れた者が伝える、日本という国の今。
戦後75年目の残留――いま救わなければ、消滅してしまう。

●タイトル
日本人の忘れもの フィリピンと中国の残留邦人

●発売・販売元
マクザム

●発売日
2021年2月26日(金)     

●品番・価格
MX-677S 各¥3,800+税

●規格
カラー/16:9 LBビスタ/片面1層/本編 98分+特典27分/字幕:1.日本語字幕/音声:1.オリジナル日本語ほか〈ドルビー・デジタル・ステレオ〉
特典映像:インタビュー2種(小原浩靖、河合弘之)

●製作年・国
2020年・日本

●ジャンル
ドキュメンタリー

●権利元
© Kプロジェクト

●スタッフ
監督・脚本:小原浩靖
企画・製作:河合弘之『日本と再生 光と風のギガワット作戦』『日本と原発 4年後』
撮影:はやしまこと『OUT ZONE』『サクラ花 桜花最期の特攻』
音楽:吉野裕司『狼と香辛料』『マリー&ガリー』
主題歌:甲田益也子「Hard Times Come Again No More」
ナレーター:加賀美幸子『LEADERS リーダーズ』『いわさきちひろ 〜27歳の旅立ち〜』

●解説
「私を日本人と認めてほしい!」「私は日本人。でも言葉が分からないの!」――戦争という名の国策によって、生まれながらにして苦難の道を歩むことを強いられた人たちがいる。戦後75年、日本政府はフィリピンと中国の残留邦人に救済の手を差し伸べるのか? “日本という国の今”を浮き彫りにする、渾身のドキュメンタリー!
太平洋戦争以前、フィリピンには3万人が暮らす豊かな日本人移民社会があった。敗戦後、米軍の強制送還によって日本人の父親と生き別れたことから生まれた“フィリピン残留日本人”たちは、今も無国籍状態に苦しんでいる。中国東北地方の日本の植民地・満州国には、敗戦によって置き去りにされた“中国残留孤児”がいた。彼らは1972年の日中国交正常化を境に30余年を経て日本へ帰国するも、言葉の壁による差別と貧困の果てに、日本政府の責任を追及する集団訴訟を起こすに至る。2つの国の残留者たちと彼らを支援する人々の姿に迫った『日本人の忘れもの』は、残留問題を社会に伝えるためだけの映画ではなく、本来は残留邦人を救済する責任がある日本政府に向けた告発映画でもある。本作は終戦75年目の2020年夏、ポレポレ東中野をはじめ、全国主要都市で公開され、平和・協同ジャーナリスト基金賞2020 奨励賞に輝いた。
監督の小原浩靖は、TV-CMを中心に700本以上の作品を手がけ、映文連アワード コーポレート・コミュニケーション部門優秀賞などを受賞してきたベテラン。広告映像で培った平易な語り口と構成力で問題の本質を明確にあぶり出し、消滅させてはならない戦争被害者たちの声を可視化した。重厚なテーマながら、残留邦人たちの苦しみに寄り添い、包み込むような元NHKアナウンサー 加賀美幸子のナレーションが、優しい余韻を残す。

●セールス・ポイント
▶敗戦を機に、フィリピンと中国に置き去りにされた多くの子どもたち――残留邦人と彼らを救おうとする人々の活動を描く渾身のドキュメンタリー!!
▶「胸を掻きむしられる思いで観た。
この映画に素晴らしいという言い方は適さない。
本当に劇的な、これまでに観たことのないもの。
日本という国家に向けて初めてなされた創作行為だ!」――なかにし礼(作家・作詩家)
▶平和・協同ジャーナリスト基金2020 奨励賞受賞『日本人の忘れもの』を皮切りに傑作ドキュメンタリー連続リリース!!
3月◆田中トシノリ プロデュース&監督作品を同時発売!『ジャイビーム! インドとぼくとお坊さん』『スーパーローカルヒーロー』
4月◆異例の大ヒットを記録し、メディアをにぎわせた注目作!『なぜ君は総理大臣になれないのか』
5月◆金馬奨&台北映画祭で最優秀ドキュメンタリー映画賞を受賞!『私たちの青春、台湾』