【予約商品】浦安魚市場のこと[Blu-ray]

MX-743SB

7,700円(税700円)

定価 7,700円(税700円)

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MAXAM
劇場公開作品

人情色濃い‟まち”の魚屋たちの日常を追ったドキュメンタリー!
‟まち”のアイデンティティーが危機に瀕するときをカメラは見つめた――。

●タイトル
浦安魚市場のこと

●発売元
合同会社Songriver

●販売元
マクザム

●発売日
2026年2月27日(金)

●品番・価格
Blu-ray:MX-743SB ¥7,700(税込)

●規格
カラー/16:9(1080p)/2層/本編 98分+特典 52分/字幕1.バリアフリー日本語字幕 2.英語字幕/音声:1.オリジナル日本語〈DTS-HD MA5.1ch〉 2.バリアフリー日本語音声(DTS-HD MA2.0ch)
特典映像:予告編、映像作品「浦安魚市場2018年インタビュー集」

●製作年・国
2022年・日本

●ジャンル
ドキュメンタリー

●権利元
© KASAMA FILM + UTAGAWA TATSUHITO

●スタッフ・キャスト
監督・撮影・録音・編集・製作:歌川達人
編集:秦岳志『絶唱浪曲ストーリー』
整音:山本タカアキ『窓辺にて』
カラリスト:田巻源太『骨を掘る男』
音楽:POSA(すぎやまたくや&紫藤佑弥)
プロデューサー:長倉徳生『息の跡』、歌川達人

●解説
古くからの漁師町・浦安。そのシンボルであり、アイデンティティーともいえる魚市場の最後の日々と、市場をめぐる全てをありのままに記録した、感動のドキュメンタリー!!
魚屋の活きのよい掛け声。貝を剝き続ける年老いた女性。年末のお客たちとお店の賑わい。――古くから漁師町だった浦安には魚市場があった。工場汚染水の影響で漁業権を放棄し埋立地となった浦安にとって、魚市場が漁村だった町のシンボルでもある。そんな魚市場には、昼は町の魚屋、夜はロックバンドとして活動する森田釣竿がいた。
時代の流れと共に変わっていく魚の流通と消費の形。脈々とつながってきた暮らしを謳歌する浦安の人々。しかし、その瞬間は、緩やかに、そして突然訪れる……。
監督は、映像作家の歌川達人。これまで主にカンボジアで短編中編のドキュメンタリーを制作し、本作が初の長編となる。撮影期間中、歌川は漁港近くへ移り住み、緻密な撮影を重ねた。本プロジェクトでは、映画製作に限らず、写真集作成や魚市場内の映像インスタレーションなど、多角的なアウトプットを行ってきた。カメラを持った1人のアーティストとして、滅びゆく場や営みに対し何ができるのかを見つめた軌跡である。
本作は、2022年12月17日から、渋谷のシアター・イメージフォーラムを皮切りに、全国約20館にて公開。全167ページに及ぶ写真集「浦安魚市場のこと」も製作された。

●歌川達人プロフィール
1990年生まれ、北海道出身。映像作家。初監督ドキュメンタリー『カンボジアの染織物』がカンボジア、スペイン、ブラジルで上映され、ギリシャのBeyond The Borders International Documentary Festival 2018 コンペティション部門審査員特別賞を受賞。中編『東京2018 プノンペン』がFestival/ Tokyo18にて展示上映。短編『時と場の彫刻』がロッテルダム国際映画祭2020、Japan Cuts 2020などで上映。一般社団法人Japanese Film Project 代表理事。東京大学大学院学際情報学府在籍。

●セールス・ポイント
▶漁師町として賑わった‟まち”のシンボル・浦安魚市場。2019年に閉場した市場の最後の日々に寄り添い、ありのままを記録をした愛惜のドキュメンタリー!
▶劇場公開から約3年、52分の特典映像を盛り込んだBlu-ray、待望のリリース!!
▶シアター・イメージフォーラムを皮切りに全国公開! 写真集「浦安魚市場のこと」も販売中!!

●コメント
▶これまで淡々と繰り返されてきた毎日が、途絶えると知った途端に愛おしくなる。そういう経験を、私たちは何度も何度も繰り返してしまう。この儚さの中に見える力強さを、どうしたら忘れずにいられるのだろう。
 武田砂鉄 ライター

▶見終えて「ああ、もう市場はないのだ」とたまらなく寂しかった。行っておきたかったと悔やまれてならなかった。見納めだ、と目頭をおさえた「泉銀」のおかあさんの声に胸を打たれる。森田釣竿さんはじめ、地元有志の方々の熱い思いが心に残る。愛惜という尊くうつくしい気持ちに満ちあふれた98分だった。
 白央篤司 フードライター